2024年3月13日 【施工中】既存の床下にコンクリート打設

東京都足立区の昔から大変お世話になっているお宅の床下からシロアリが発生しました。原因は長年の床下からの湿気が考えられます。また昔から長く雨漏りをしていたので、雨漏りによる木材の腐食も原因の一つですね。

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外壁の補修と塗装は当社で完了しているので雨漏りは止まりました。

あとは床下からの湿気です。

もう今後湿気が上がって来ないように今回意を決して1階の床下全てにコンクリートを打設する事にしました。荷物を全て移動して畳も起こし、床下地の合板も全て剥がして根太の間からホースでコンクリートを流し込んでいきます。

大工も含めて6人態勢で一気に作業を行いました。あいにくの雨でしたが室内なので問題なく打設出来ました。既存の家の中でこんなに大々的にコンクリートを打ったのは初めてですね。いざコンクリートを打つ前の準備・段取り・養生にそれぞれ職人さんが目いっぱい動いてくれました。建築工事は準備・段取りがとても大事です。

とてもやりづらいですが、床下地の根太の間から手を入れてコテで均しています。

これでもう湿気が上がってくる事はないですね。床下が腐ることもなくなります。シロアリともおさらばです。

今回改めて思いましたが、やはり見えないところの雨漏りや劣化が非常に恐いですね。外壁のクラックやひび割れから雨は多かれ少なかれ入ってきます。ただ、壁が染みたり水が出てきたりする事は少ないです。外壁と内壁の間に雨が入って床下等に雨が滴り落ちる事が多いと思います。

そうすると今回のように劣化や腐食等につながってきます。外壁塗装は金額的にボリュームがありますが、長い年数で計画的に考えていた方が良いと思います。